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長井校長ブログ

人脈と飲み屋に強くなる!

【2009年3月05日】 長井和子の「飲み屋探しによる引き寄せの法則」その7静岡編


いよいよ念願の、静岡はブルーラベルです。3年ほど前に、下北のDBというバーの塚田さんから得た情報です。
あ、そう、DBも下北では貴重なオーセンティックバーの1件です。私がここのファンになったきっかけは「ジム・ビームの特級」です。
それがそんじょそこらの特級とはチガウ、ローマオリンピックの時だかにアメリカがイタリア向けに作ったという陶器ボトルで、美しい水色に長靴型のイタリアと、コロッセオなどの名所旧跡がレリーフされているという珍しいボトルでした。
しかもそのボトルを塚田さんは「千葉の東金」で見つけたというじゃありませんか・・。
いったい、どれだけの数奇な運命をたどって、今、私の手許にあるのだろう・・と、そのボトルを前にしばし思いを馳せてしまいました。


塚田さんはうやうやしくそのボトルの封を切り・・一緒に乾杯!
う〜ん、そのときの感動をどう表わせばいいのか・・私はその言葉を知りません。
ただ思いもかけない味に、背中に衝撃が走ったことを覚えています。
遠い昔に、今よりずっとずっとおいしかったロイヤルサルートを初めて口にしたときの感動がよみがえりました。
これは・・バーボンじゃない。もちろんシングルモルトでもない。熟成された上質のブランデーに化けてしまったようなバーボンでした。
とりつかれましたね、私はそのジム・ビームに。それを飲むためにDBに通い詰めました。たぶん、ほとんど私が飲んだと思います。もちろん、最後の1滴も。もう、5年くらい経つかなぁ、今でもDBのカウンターエンドの上を見るとそのボトルが飾ってあります。


あ、それでブルーラベルのお話でした。
ネットで位置を調べ、そのすぐそばのビジネスホテルを予約しました。さらに近くに「沼津港直送の魚介類のおいしい店がある」という情報もチェックし、万全の体制で臨んだはずが・・、その「沼津港直送の魚介類の店」は、なんと駅に続く地下道にある定食屋さんでした。確かに安くておいしそうではありましたが・・。ブルーラベルに行く前に定食屋さんというのはちょっと・・。


で、ホテルのフロントで近くでおいしい和食屋さんを教えてほしいというと、「そうですねぇ、特にお勧めするようなところは・・」と首を傾げているので、「この辺は何が有名なんですか?」と質問を変えると「あ、それなら"おでん"です!」と、急に元気に答えてくれました。
静岡でおでん・・?て、あんまり聞かない気がする、宇都宮の餃子みたいなもんなんだろうか?とギモンに思いつつも、ともかく教えられた道をおでんやが並ぶという界隈へ・・と、そこには。
本当に「おでん横丁」がありました。両側におでんやだけが並ぶ横丁が、しかも道の反対側にも別のおでん横丁が見えます。「行けばわかる」とホテルの人は言ってたけど、こんなにおでんやばっかりじゃ、どこに入ればいいのか皆目見当もつかない。


おでん.JPG


まずは派手なちょうちんのアーチをくぐり、1軒1軒のぞいてみることにしました。・・が、どこも同じように、2〜3組で満員になってしまうような小さなカウンターを常連さんが囲んでいるといった雰囲気。入りにくいし、かといって周りが混んでいるのに誰もお客がいない店というのも躊躇してしまう。
そんな風にのぞきながら歩いていくと、ちょっと先のほうの店から4人ほどの若いグループがどやどやと出てきました。その店の前に行ってみると、お客はほかには誰もいなくて、おかみさんがカウンターを片付けていました。


ま、これもタイミングと、その店に入りカウンター席に座って目の前のおでん鍋を見て・・。
とっさに出ようかと思いましたね。それほど、まずそうなおでんだったのです。
茶色とグレーが混ざったような、黒っぽい色をしていて、つゆも濁ってるし、種類だってコンビニのおでんの方がまだ豊富、という感じ。
でも、このお店を出たところで、ほかの店が当たりかどうかはわからないし、ま、とりあえず自家製ラッキョウにおひたし、それにおでんをこわごわ2〜3種類頼んでみました・・が。
これがホント、うそじゃなくおいしかった!なんていうのか、今まで食べたことのないおでんの味だった。
とても柔らかくて、じっくりと味が染みていて、出しのうまみと素材の甘みがなんともいえない"滋味"のようなものを醸し出していました。
あまりにまずそうな外見だったので、写真を撮るのを忘れてしまいましたが、「また食べに行きたい」と思わせる味でした。


さて、私たちはブルーラベルを予約していたので、あまりゆっくりもできずにそのお店を後にしました。
ホテルのある大通りに戻り、ビルの袖看板を見上げながら探してゆくと・・あっ、ありました!ブルーラベル!ずっと憧れだった銘酒揃いのバーとは、ここのことだったのか・・と、ちょっと感無量です。
エレベーターを降りると「天国に一番近いバー」と書かれた看板が迎えてくれます。
期待にドキドキしながらドアを開けると・・店内は思ったより広く、バックバーにはもちろんボトルがたっくさん並んでいますが、それとは別に店内の棚にもおびただしい数のボトルが・・。


ブルーラベル店内.JPG


先客が一組、カウンターには女性と男性のバーテンさん、そして後でわかったのですがカウンターの一番奥にオーナーさんがいらしたのでした。


ブルーラベルカウンター.JPG


<カウンターに座り、博多の望月さんから聞いてきたというと、女性のバーテンダーさんがとても喜んでくれました。
若く見えたのですが、彼女はもう確か8年ブルーラベルにいるというベテランのバーテンさんなのでした。
ネームに「立花(たちばな)」さんとあります。でも私は「あ、りっかさん」と覚えました。


ブルーラベル立花.JPG


というのも、またまた話はそれるのですが、「立花」と書いて「リッカ」という日本酒バーがニュージーランドのオークランドにあるのです。
オークランドの中心からバス停で5〜6個か、も少しあったかな?
ヴィクトリアパークの前にヴィクトリアマーケットというちょっとさびれたマーケットがあり、その裏のレンガ造りの倉庫のような入口をはいると、100席はあろうかという広いレストランスペースが広がっています。
わかりにくいロケーションと秘密っぽい入口がキウイに人気で、10年ほど前にオープンした時は入口に行列ができていたとか・・。


今では地元民だけでなく観光客にも知られてきているようです。
なが〜いバックバーの棚にはおびただしい数の日本酒のボトルが一面に並び圧巻・・と思いきや、全て空き瓶でした!
向こうではキッチュなラベルのデザインがインテリアということのようです。
ここで驚くのは、プレゼンテーションの素晴らしさ。日本ではあまり見ない立体的な盛りつけがとても華やかで新鮮です。
素材も良く、日本の下手な居酒屋よりはよっぽどおいしいです。お値段も、キウイに人気なくらいですから、リーズナブルですよ。


で、ブルーラベルの話でした。
ちょっと、この氷を見てください!


ブルーラベル氷.JPG


美しいでしょう?
こんな氷、初めてです!
それと、このキンキンに冷えたジンはゴードンのオールドをブルーラベルがオリジナルでボトリングしたもの。
そしてバックバーには私の好きなバーボンの、見たこともないボトルが・・。


ブルーラベルバック.JPG


それとそれと、これを見てください!
こんなハーパー、はっじめて見ました!!
さーすが、ブルーラベル。はるばる静岡まで来た甲斐があったというものです。


ブルーラベルハーパー.JPG


さらにここで、耳よりニュースをゲットです。
飲み放題は健在だったのです。
ナント、2時間1万円。3万円で6時間飲み続けた猛者もいたとか・・。
そしてそして、1年ほど前にオープンした銀座店でも飲み放題をやることになったのです!


というわけで、次回はその銀座店からのレポートです。


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